私たちにとって「ファッションをもっと楽しむ」とは

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アパレルのお仕事を体験!「otonaインターン」レポ!

アダストリアでは、エリアや施設、店舗ごとにさまざまなイベントを実施しています。「商品をお買い上げいただく以外でも、お客さまと関わる機会をもっとふやし、アダストリアのファンになってもらいたい!」そんな想いから、スタッフみんなで考えてつくっていくイベントの数々……。今回は、2020年2月にイオンモール岡崎内で開催された「otonaインターン」のレポートお届けします。

What is 「otonaインターン」?

学生の方や主婦・主夫の方など、アルバイト勤務を考えている「大人」のみなさんを対象にしたインターンシップ!「アパレルの仕事には興味があるけど、実際にはどんなことをするのかわからない」「面接をする前に、実際に現場の空気を体験してみたい」そんな想いに応えられるよう、アダストリアのスタッフみんなで協力しながらプログラムを考案しています。

「ファッションが好き」な気持ちを、働くきっかけに!

イベントの舞台となるのは「ニコアンド」。
モール内に出店している「スタディオクリップ」や「ベイフロー」、「グローバルワーク」などのショップスタッフみんなで、参加者をお出迎えします。

今回の参加者は、大学生の2人。どちらも、就職活動を進める中でアパレルに興味を持ち、「otonaインターン」に参加してみようと思ったそう。
まずは、「アパレルの知識」を教わるところからスタートです。

ブランドの特徴や、アパレルの基礎知識、今年のトレンドはどんなものがあるのかなど、すぐにでも接客に活かせそうな知識を学んでいきます。

そのあとは、毎日たくさんの商品が納品されるバックヤードへ。お客さまとしての立場だとなかなか見ることができない、お店の裏側をのぞいていきます。

たくさんの段ボールが並ぶバックヤードを見て、「こんなに商品が隠れていたなんて、意外です!」と2人とも驚きの様子。

「バッグヤードには、まだ店頭に並んでいない商品もたくさんあるんですよ。シーズンにあわせて出し入れしたり、ブランドの方向性にあわせてディスプレイを変えたり。それから、お店に並んでいる洋服のサイズが均一になるよう、常に在庫を調整しています」

仕事の流れを、コーディネート提案でリアルに体験!

お店の裏側をのぞいたあとは、いよいよ「otonaインターン」のメインであるコーディネートの提案へ。今回のイベントでは、参加者の2人がお互いの全身コーディネートを考えていきます。

テーマは「デート」。マストアイテムは、2020年春のトレンドでもある「プリーツスカート」。この2つをベースに、他のアイテムを選んでいきます。

2人にとって、「自分じゃない誰かを全身コーディネートする」のははじめてのこと。緊張した表情を見せながらも、まずは、スカートのカラーを決めます。

スタッフからアドバイスを聞きながら、今日の服装、話したときに感じた人柄、さっき勉強したばかりのトレンド知識なども参考に、ひとつずつアイテムを選んでいきます。

「さっき、ブラックが好きだって言っていたから……」
「ポイントに明るい色を持っていきたいから、トップスの色はどうしようかな……」

店内をぐるりと周りながら、「これも似合いそう。今日の服装とは少しイメージが違うけどどうかな……」「さっきトレンドの話をしたとき、ボタニカル柄の話も出たよね。こんなのもいいんじゃない?」と、スタッフとの会話もはずみます。

2人とも、むずかしそうではあるものの、どこか楽しそう。

トップス、インナー、アクセサリー、シューズ……少しずつ完成に近づいていきます。

「スタッフとして」「お客さまとして」の気分を同時に体験!

すべてのアイテムを選んだあとは、今着ている服から、それぞれが選んだコーディネートに全身チェンジ!

春の「デート」なコーディネートに着替えた参加者の2人は、さっきとはまた違った印象に大変身。「自分では選ばないアイテムがたくさんある!」「でも、結構似合っているかも!」と、明るい笑顔を見せてくれます。

それだけでは終わりません。着替えた後は、アパレルのお仕事に欠かせない「コーディネートの説明」にもチャレンジ。

「黒色が好きだと話していたので、ベースのプリーツスカートはブラックを選んでいます。クールになりすぎないよう、ふわっとした素材のトップスを持ってきました。カジュアルな雰囲気が好きそうだったので、バッグとシューズにはカジュアルな感じのものを。それから、アクセントになるよう、カラフルなバンダナを首元に持ってきました」

「水色のプリーツスカートをベースに、トップスにも同じ水色系のものを持ってきました。アクセサリーとシューズはシルバーで締めつつ、バッグをイエローにすることで全体にメリハリをきかせています」
2人とも、コーディネートの説明はバッチリ!それぞれの話を聞きながら、うんうんとうなずいていました。

ここでさらに、スタッフから2人に提案が。「じゃあ、説明も終わったし、お互いに今のコーディネートを褒めあってみよう!」
「ショートヘアだから、首元のアイテムがはえてとってもステキ。これからの季節によいですよね!」
「トレンドをほどよく取り入れていて、これからの季節にすごくいいですよ!髪の色が明るめなので、やわらかいカラーもとてもお似合いです」

「褒められると、とっても嬉しいですよね。褒めるって、その人の背中を押す行為でもあると思うんです。買おうかどうか悩んでいるとき、誰かに“似合います!”と言われると、悩みが吹っ切れちゃいますよね。だから、アパレルの仕事は、相手のいいところを見つけて言葉にすることが、とっても重要なんです」

「普段のお買い物でも、確かにそうかも!」と、参加者の2人も納得顔です。

「otonaインターン」を通じて、感じたこと、学んだこと。

最後は、スタッフと参加者同士の座談会へ。
「2人とも、今日は参加してみてどうだった?」

「アパレルの仕事って、興味はあっても実際に何をやるのかはわからないことも多くて。専門知識がないから、不安もあったんですよね。でも、その見えなかった部分がわかったので、今日来てとても良かったです」

「具体的には何をやるんだろう?という、漠然としていた疑問が解消されました。私は今、就職活動中でいろいろ悩むことも多いんですけど、実際に体験してみるとやっぱり全然違いますね。想像だけではわからなかった部分まで見ることができました」

「最初にアパレルについて説明したとき、2人がはじめて聞く言葉もたくさんあったと思います。でも、そういう専門知識を予め持っている必要はまったくない!働きながら学べばいいことだから、気負わずにチャレンジしてみてくださいね」

「アパレルの仕事はすっごく楽しいよ!特に、アダストリアは“気持ち”を大事にしている会社だから、“自分がファッションを楽しんでいること”がいちばん重要だと思うの。2人とも、アパレルの仕事にハードルを感じてたみたいだけど、難しく考えず、これを機に前向きにチャレンジしてもらいたいな」

「そう!今日、ここにいるスタッフもみんな最初は初心者。僕も入社するまで、“アウター”が何を意味しているかも、“カーキ”が何色かも知らなかったよ(笑)。でも、今ではこの仕事が大好きですからね」

と、スタッフもそれぞれの経験談をもとにアドバイスをしていきます。

「“デートに着ていく服を選びたくて”と言われることは結構多くて。お客さまの話を聞きながら一緒に選んで、“これを買います!”が見つかったときのあの瞬間は最高に嬉しい!2人が今日、そのコーディネートを着て笑顔になったときのあの感じを、毎日体験できるのが私のやりがいかな」

「アダストリアでは“サステナブル”という言葉を大切にしていて、本当にいろんな取り組みをしています。リサイクルを推進するイベントを開催したり、余った布を活用してマイバッグをつくったり、ビニールショッパーを減らしていったり……ファッションって消費のイメージがあるかもしれないけれど、仕事を通じて、さまざまな社会貢献やエコ活動に参加できるんです」

参加者の2人は、スタッフからのアドバイスや説明に驚いたり、感心したり、さまざまな表情を見せてくれました。

「今日は、みなさんのおかげでアパレルの新しい魅力に気づくことができました」

「自分の服装についても、新しい発見があって、とても楽しかったです。これから服を買うときの参考にもなりそう!アパレルのお仕事を今すぐはじめたくなりました!」

イベントの感想を聞いて、第1回「otonaインターン」は終了!スタッフみんなもまた、いろいろな学びや発見を得ることができた様子でした。

Column

アダストリアでは、この他にもエリアや店舗ごとにさまざまなイベントを開催中!お客さまと新しいつながりを生み出せるよう、地域やお店の特徴にあわせて、今後も新しいイベントをどんどん企画していきます。


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