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ひとりの行動が大きな未来に!「アダストリア×ゼットン」のビーチクリーン活動レポート。

2021年度よりアダストリアグループとなった株式会社ゼットン。展開事業のひとつであるハワイアンカフェ「アロハテーブル 湘南店」で定期的にビーチクリーン活動を行っていると聞きつけ、アダストリアも合同でイベントに参加!湘南近隣エリアで働くメンバーやエリアマネジャーなど、たくさんのスタッフが集まったビーチクリーンの様子をレポートします。(イベント開催日:2022年7月)

朝の潮風がきもちいい!みんなでビーチをキレイに。

ビーチクリーンは毎月、店舗オープン前の1時間を利用して行われています。まずは全員、ビーチが目の前に広がるアロハテーブル 湘南店へと集合!


参加メンバーはなんと総勢48名!アダストリアからも、たくさんのスタッフが「ビーチクリーンに興味がある!」「アダストリアとゼットンの親睦を深めるきっかけになれば!」「環境にやさしいことをしてみたい!」と、駆けつけてくれました。さらに今回は、アダストリアやゼットンの店舗がある「テラスモール湘南」の社員の方も、「ぜひ一緒にやりたい!」とご参加いただいています。


アダストリアでは、ブランドや店舗ごとにさまざまな地域活動を行っていますが、今回は「アダストリア×ゼットン」のコラボ活動という初めての試みでもあり、どのメンバーもいつもとちょっぴり違うワクワクを感じている様子です。

「ファッション×飲食」が、力を合わせてできることを!


集合後、まずはゼットンメンバーの「みなさん!今日はお集まりいただきありがとうございます!」という元気イッパイな挨拶でスタート。

全体のレクチャーをはじめ、「飲食業界で耳にすることが多い“ヴィーガン”という言葉、実はファッション業界にも存在するのを知っていますか!?」と、ファッションと飲食に共通するお話も聞かせてくれました。

「動物性のものを一切食べない食事スタイルを選択する人」など、食生活へのイメージが強いヴィーガン。しかし、最近ではこの考え方がファッションの世界でも浸透しつつあるというのです。その一例として、レザーやファー、ウールといった動物由来の素材を使わず、廃棄されるはずだったバナナやリンゴの皮をベースに服の素材をつくる取り組みなどを紹介してくれました。


アダストリアでは、サステナブル素材の独自開発やオーガニックコットンや再生素材の活用などを積極的に進めています。そしてゼットンでは、持続可能な漁業・水産業で獲られた魚介類「サステナブル・シーフード」の提供に力を入れている……「環境に優しい取り組みを広めたい・続けたい」という想いは、2社とも同じ。その共感が、今回のような合同でのビーチクリーン活動につながっているようにも感じます。

いざ、みんなでビーチへ。クリーン活動スタート!


参加メンバーの紹介を終えた後は、みんなさっそくビーチへ。各自手袋をして、ゴミ袋を持って。いざ、ビーチクリーンスタートです!


ビーチへ降りる途中で、早速ゴミが見つかった様子。


イベント当日は海開きの直後というタイミング。海の家を経営する方から「キレイにしていただいてありがとうございます!どこの店舗の方ですか?」と声をかけてもらうなど、地域のみなさまとの交流も見られました。


定期的に参加しているゼットンメンバーによると、この辺りの海岸は地元の店舗や団体が当たり前のようにクリーン活動を行っており、地域全体で「海をキレイにしよう」という想いが浸透しているそう。また、小学校や中学校が授業の一環として、子どもたちも積極的にクリーン活動を行っていることも教えてくれました。「思っていたよりもゴミが少ない!」という声が聞こえてきたのは、そうした地域の方々による活動のおかげなのかもしれません。


「砂浜に埋まっているプラスチックゴミなどは、大きいものより小さい破片の方がキケンなんですよ。足に刺さってしまったり、魚が餌として食べてしまったりして」


「自分たちの働いている会社がこうやって環境に貢献しているのは何だか嬉しいです。自分も何かやらなきゃという気持ちにもなりますね」

などなど、ゴミを拾いながらいろんな想いを伝えてくれる参加メンバー。


「あ、あったよ!」「こっちも!」という声もたくさん聞こえてきます。

タバコ、花火、空き缶、ガラス片……最後はしっかり分別も。


活動を終えた後は、各自集めたゴミを分別してまとめていきます。



この日は花火やタバコ、空き缶などのゴミが特に多い印象でした!どれも、砂浜で過ごしていた人たちのものでしょうか。


「キレイにできてよかった!」「潮風が気持ちよかった〜!」「朝からこんな風にクリーン活動をするのも楽しいですね」など、たくさんの感想が聞こえてくる中、最後は参加者全員で記念撮影!みんな、とってもいい笑顔です。(※撮影時のみマスクを外させていただきました)

アダストリアメンバーみんなの感想を教えて!



「今日は参加できてよかったです!ぜひまたやりたいですね」

「テラスモール湘南にはアダストリアとゼットンの店舗がいくつかあるんですが、グループ化してからはお互いに交流を深めたいという気持ちが強く、挨拶をしたり、顔見知りになったりと、交流の機会がかなり増えています。今回はビーチクリーン活動という、また新たなつながりができたのが嬉しいですね」

「何度も拾っているうちに、だんだんゴミを見つけるコツや拾うスピードが早くなっていきました」

「すごく気持ちがよかったです!またやりたいですね。他の店舗のメンバーにもぜひ来てもらいたいですね。誘ってみようと思います!」

「今回やってみて、もっといろんな地域に広められそうだなと思いました。海岸エリアに店舗がある地域はたくさんあるので、アダストリア主催でもいろいろやっていきたいですね」

「アダストリア×ゼットン」にできることを、これからも!

今回、コラボビーチクリーンを開催するきっかけをつくってくれたゼットンの川瀬さんとアダストリアの工藤さんからはこんなお話を聞くこともできました!


「誰かひとりがひとつのゴミを拾うという行為は、小さい一歩かもしれません。でも、それが100人、1000人と揃って取り組んでいけば、ものすごい規模になりますよね。ビーチクリーン活動も、こうやって回を重ね、取り組む人が少しずつ増えることで、湘南エリアはもちろん、アダストリアとゼットンが2社でつくりあげる明るい未来にもつながると思うんです。今日はみなさんに参加いただけて、本当に良かった!」(左:ゼットン 川瀬さん)

「実はビーチにあるゴミって、海から流れついたものよりも陸から流れついてくるものの方が圧倒的に多いんです。台風が去った後などは海からゴミが大量に流れ着くことがありますが、川に捨てられたゴミ、陸から風に乗って流されてきたゴミなどがビーチに集まってきてしまう。僕はこれまでに、アダストリアでも個人でも何度もビーチクリーン活動に参加してきましたが、本当の意味で海のゴミを減らすためには、もっと陸地や川の方からキレイにしていかなきゃいけないんですよ。これからも、こうした活動を通じて海を、陸を、地球をキレイにしていきたいと思います」(右:アダストリア 工藤さん)

最後は、「おつかれさま!」のスパムおにぎりと、
アロハテーブルで人気のてんさい糖をつかったオリジナルレモネード!

ビーチクリーン終了後は再びアロハテーブルへ。ハワイの定番料理であり、アロハテーブルの人気メニューでもあるスパムおにぎりとてんさい糖をつかったオリジナルレモネードをみんなで食べてホッと一息。しばし休憩タイムを楽しみます。


アダストリアとゼットンの親睦を深めるきっかけにもなった今回のビーチクリーン活動。楽しそうな様子が伝わったでしょうか。

ゼットンでは湘南店以外にも各エリアでビーチクリーン活動を行っています。また、アダストリアでもエリアや店舗ごとにさまざまな地域活動を実施中です。




その一例が、グローバルワーク 那覇メインプレイス店が実施した、近隣にある公園でのクリーン活動です。店長による呼びかけをきっかけに、たくさんのスタッフが参加。「コロナ禍でなかなか思うように地域活動ができない時期もありますが、これからも自分たちにできることを精一杯取り組んでいきたいです!」というメッセージも届いています。

今後も、アダストリアでは地域のみなさまに喜んでもらえるようなイベント、環境を守るための活動をたくさん発信していく予定です。ご期待ください!


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