私たちにとって「ファッションをもっと楽しむ」とは

A-People

変わること、はじめること。それが新しい価値をつくる!

入社後、「Heather(ヘザー)」のマネジャー、「repipi armario(レピピアルマリオ)」のMDやディレクター、ブランド長を経て、現在は法人営業部で活躍する渥美昌子さん。レピピアルマリオのブランドづくりを10年以上担当してきた彼女の、ブランドを育てるためにこれまでしてきた取り組みや法人営業部でこれから挑戦したい目標など、「Play fashion!」な一面をインタビューしてきました。


愛されるブランドを目指して、
数え切れないほどチャレンジしてきた。

レピピアルマリオはブランドが立ち上がった1年目から担当しているので、合計で12年ほど関わっていました。最初はマネジャーとして。でも、当時は店舗数もスタッフも今より少なかったので、MD(※)など企画関係の仕事も兼任しつつ、時間があれば店頭に立って接客もして……「もっとたくさんの人に知ってもらいたい」という想いでいろんなチャレンジをしてきました。もちろん、失敗もたくさんあります。私はみんなに「変えてみよう」「新しくはじめよう」と発信することが多かったのですが、何かを変えたり始めたりするのってすごく抵抗を感じますよね。ついてきてくれるみんなも大変だったと思います。
でも、どんなときも必ず守っていたのが「自分が嬉しい」ではなく「お客さまが嬉しい」を最優先に考えること。「これだ!」と思ったらとにかくみんなにお願いして、やってもらって、失敗したらまたチャレンジして……そうやって少しずつ、レピピアルマリオというブランドを築いてきました。


「お名前は?」で縮まる、
ブランドとお客さまの距離感。

以前、姪っ子が小学5年生のときに一緒にお買い物に行ったんです。いろいろお洋服を買ってあげたんですが、すぐに「また行きたい」と言い出して。「もうお洋服は買わないよ?どうして行きたいの?」と聞いたら、「お店のお姉さんに今度見せに来てねって言われたから」って言うんです。それを聞いて、このぐらいの年代の子はお姉さん世代であるスタッフの言葉をすごく信頼するし、憧れの存在のように感じているんだと気付かされました。
それを機に、スタッフへ「お客さまはみんなをアイドルのように感じているよ!」「お客さまを名前で呼んで接客してみない?」と提案したんです。
接客の中でお名前を聞いて、「○○ちゃん、これ着てみる?」「○○ちゃん、とっても似合うね!」という会話がふえるにつれ、ブランドのファンになってくれる方もふえていって。スタッフが出勤するのを待っていたり、プレゼントを持って来てくれたり、お手紙を渡しに来てくれたり……お客さまとの関係がすごくいい方向に深まっていったんです。すごく印象深い出来事でしたね。今でも、その接客スタイルは変わらず続いています。


毎日がもっとワクワクする
「吸水ショーツ」を届けたい。

レピピアルマリオでは、2022年3月より「吸水ショーツ」を新発売します。生理用品の販売は今までにない新しい取り組み。実際に私が女性として生理時の悩みを持っているというのもありますが、レピピアルマリオのお客さまには初潮を迎える世代の方がいます。きっと、その一人ひとりにそれぞれの生理に関する悩みがあるはず。学校に通っている間は修学旅行などのお泊まり行事も多いですし、一人でナプキンを買いに行くのが恥ずかしい方もいるだろうし、お友達の家で遊んでいるときに、ナプキンを替えたり捨てたりもしづらいじゃないですか。そういう私自身も経験のある生理の悩みをサポートできるアイテムがあれば、毎日がすごく快適になると思ったんですよね。
私、商品を新しく考えるときは「おしゃれの楽しさ」や「身につけたときのワクワク感」を大事にしているのですが、新しく出る「吸水ショーツ」も、毎日を楽しくするひとつのきかっけになればいいなと思います。アダストリアは「Play fashion!」をミッションに掲げていますが、その一役を担えれば嬉しいですね。


かっこいい制服をふやして
街を、日本を、もっと明るく。

現在は異動して法人営業部に所属しています。これまでのBtoCと違って、主に企業とやり取りをするBtoBがメインになりますが、やってみたいと思うことがたくさんあるんです!
アダストリアのファッション性を強みに、学校関係のグッズを販売する企業とコラボして、学校の制服や上履きなど「あまり変化がなかった商品」にフォーカスしておしゃれなアイテムを展開してみてもいいですよね。あとは、さまざまな職種の方の制服などもアダストリアの事業として手がけられたらいいなと考えています。今、人手不足が問題になっている職種ってありますよね。そういう仕事の制服をおしゃれにできれば、働いている人は「自分、イケてる?!」って自信がわいたり、若い方は「私もこんな制服を着て働きたい!」と憧れてくれたりするんじゃないかなって。そうやってさまざまな仕事の制服にファッショナブルな要素を加えながら、街をもっとかっこよく、日本をもっとかっこよくしていけたらなと思います。


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