私たちにとって「ファッションをもっと楽しむ」とは

A-People

仕事も人生も、楽しく自分らしく!それが、アダストリアの健康経営。

アダストリアでは「Play fashion! Play wellness! ~ファッションと人生を楽しんで、もっと健康に、もっと自分らしく~」をスローガンに、2022年度より健康経営を推進しています。従業員はもちろん、そのご家族やお客さまなど、さまざまな人が健康的な暮らしを送れるような取り組みを始めています。
でも、「健康」と言っても求めるものや目指したいものは人それぞれですよね。そこで、アダストリアらしい「健康経営」とはどんなものなのか、健康経営推進室長を務める関川 むつ美さんにお話を聞いてみました。

「Play fashion! Play wellness!」
それが、私たちの目指す健康経営の姿。



健康経営推進室では「Play fashion! Play wellness! ~ファッションと人生を楽しんで、もっと健康に、もっと自分らしく~」をスローガンに、従業員のみなさんが健康的に働ける環境づくりを進めています。自社での健保設立や、産業医療職への相談体制などはその一例ですね。できたばかりの部署なので実績はまだまだ少ないですが、「アダストリアウェルネスコミッティ(AWC)」という健康推進委員会のメンバーとも連携しながら、病気や健康に関するセミナーをオンラインで開催するなど、いろんな取り組みを進めています。

ちょうど、今日はウェルネスイベントの開催日だったんですよ。本部の社員や近隣店舗で働く従業員の方が家族やお友達を連れて参加してくれて、みんなでヨガやランニング、デカボールリレーなどをして盛り上がりました。今回は東京都内での開催でしたが、今後は全国さまざまなエリアでこういったイベントを開催していけたらいいですね。




こうした企画や制度を考えるときに大切にしているのは、全国にいる従業員のみなさんが興味を持って取り組めること。住んでいる地域や性別・年齢、現在の健康状態に関わらず、誰もが「仕事もプライベートも、心も体も、今よりももっとイキイキと過ごせる」よう目指しています。

既に何かの病気を抱えている方や健康に対して不安な状態が続いている方へのケアはもちろん、今、元気で健康に過ごしせている方も、ずっとその状態を守れるような取り組みをしていきたいですね。また、アダストリアは女性がたくさん活躍している会社なので、生理や妊娠・出産といった女性ならではのケアももっと充実させたいと考えています。


病気を知る、知識を学ぶ、働き方を考える。
それも、健康につながるから。


私は店舗での勤務経験を経て、店長、ブランドのマネジャー、人事部、健康経営推進室のリーダーと、キャリアを重ねてきました。だからこそ、店舗で働く大変さや、仕事を優先させたい気持ちはすごく共感できます。でも、女性は20代、30代という若い世代でも女性特有の健康問題に悩まされることが多いんです。私自身、20代の頃に婦人科検診を受けて要精密検査の結果が出たり、実際に手術をしたりもしました。もし、あの頃に戻れるなら「ちゃんと検診に行って!」「もっと食事の栄養バランス考えて!」「睡眠大事だよ!」って言いたいぐらい、自分の健康を後回しにしがちでした。だからこそ、日頃の健康ケアの大切さを従業員のみなさんに伝えたいんですよね。定期的に健康診断へ行くだけで防げる病気は多いし、健康や病気に関する正しい知識があれば、万が一検査にひっかかったとしても冷静に対処できるはず。

そうした想いから、先日、女性の疾患をテーマにしたオンラインセミナーを配信したところ「自分の生理の症状が重いことがわかりました」や「娘のワクチン摂取について考えるいい機会になりました」「今度、婦人科の健診に行ってみようと思います!」など、ポジティブな反響がたくさん届いたんですよ。みなさんの声を聞いて、こうした情報を伝えることの大切さを改めて実感すると同時に、「病気に関することはもちろん、妊活や不妊、更年期など、もっと多様な情報を発信していきたい」とも感じましたね。

「誰にも言えない」と悩みを抱えず、
気軽に話して、ラクになってもらいたい。


体の健康と同じぐらい大切にしたいのが、心の健康です。
職場の人間関係や仕事のちょっとした悩みって、身近な人には相談しにくい場合もあるじゃないですか。もしかすると、「生理に関する悩みがあるけど男性の上司には言いづらいな」と悩んでいる人もいるかもしれません。かと言って「産業医の方と面談する」となると、ハードルを感じてしまう人もいるはず。

そこで、健康経営推進室では2023年11月よりすべての従業員の方が利用できる健康相談窓口「こころとからだの保健室」をスタートしました。産業医療職の方や外部の相談員に相談できるだけでなく、店舗での勤務やエリアマネジャーの経験もある専任の女性スタッフへの相談も可能です。彼女は、仕事を通じてたくさんの人から相談を受ける中で「みんなの悩みにきちんと応えられるようになりたい」と、心理カウンセラーの資格を取得したほど。

こころに抱えるモヤモヤを「誰かに打ち明ける」ただそれだけで前向きになれることもあるので、悩みができたときはぜひ利用してみてほしいですね。

美容や食事、運動だって、Play wellness!
みんなが健康を想い合えるように。


アダストリアにはファッションや美容に関心が高い方も多いので、そういった面からも健康をアプローチできればと考えています。

従業員の方向けには、今日のようなウェルネスイベントを始め、おうちで気軽に取り組める「ヨガレッスン」を配信したり、通勤中に取り組めるような運動情報を届けたり……アダストリアらしい健康経営の方法がまだまだありそう!「腸活レシピ」や「美肌レシピ」と称して栄養バランスのいい食事の情報を発信しても良さそうですよね。



健康や病気に関する知識をみんなで身につけていけば、一緒に働く仲間の健康にまで気を配れるようになるでしょうし、家族や友達など身近な人たちにもいい影響が与えられるはず。そしてゆくゆくは、私たちのお客さまの健康増進にもつなげられればいいなと考えています。誰もが健康でイキイキと働き続けられる「Play fashion! Play wellness!」な会社を目指せるよう、これからも頑張っていきたいです。


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