サステナビリティ

地域と成長する ⽣産地域の持続可能な発展

私たちの商品は世界の様々な地域で生産され、原料の調達・縫製・輸送工程といった、複雑で多岐にわたるサプライチェーンで構築されています。お取引先さまとの良好なビジネスを継続的に推進できるよう、生産地域の持続的な発展、品質の高い商品安定供給を主眼としたパートナーシップ強化に協働して取り組むことが私たちの企業責任であると認識しています。今後もより良い商品・サービスをお客さまへご提供できるよう、国・地域の法令を遵守することは勿論、公正かつ倫理的な取引を実行できるモニタリングおよび調達活動を進めていきます。

グループ調達方針およびガイドライン


お取引先さまとのパートナーシップのもと、当社独自の公正で倫理的な取引を目指した「グループ調達方針」、人権・社会・環境・ガバナンスを明記した「グループ調達ガイドライン」を策定し、お取引先さまには遵守することをご理解いただいております。






工場モニタリングとパートナーシップ認定の推進


お取引先さまには調達ガイドラインに基づき遵守状況の調査にご協力いただいています。結果をもとに、当社のCSR調達担当者が工場モニタリングを実施し、生産環境を直接確認しています。改善すべき事項があった場合には、直接かつ継続的な対話を通じて改善に取り組んでいただきエンゲージメントの強化につながっています。高品質な商品を生産するシステムや不良品発生の頻度、社会・環境・ガバナンス面の状況を総合的に精査し、当社生産部背景のお取引先さまをパートナーシップ工場として認定する制度を設けています。今後もパートナーシップ認定工場数およびモニタリング数ともに拡大させていきます。






モニタリング工場数*

工場モニタリング指摘事項件数と内訳(2022年度)




生産管理システム一元化で現地の人材育成にも貢献


当社では、工場への商品発注や生産管理データの一元化を目的に、新たな工場管理システムを導入しています。従来までは各サプライチェーンの進捗や工場の状況は個別に管理されていましたが、このシステムの導入により「発注・生産管理業務のデジタル化」と「バリューチェーンでの生産企画から仕入計上までの一元管理とシステム連携」が可能となり、社内外関係者の業務効率が向上するとともに、ヒューマンエラーの防止とガバナンスの強化も図ることができます。
特に、当社の主力生産地である中国やASEAN諸国の現地担当者との連携業務では、当システムの導入以前は情報の確認に時間を要していましたが、システム導入を契機に最新の情報へ容易にアクセスできるようになり、現地担当者はデジタル関連のスキルアップが見られるなど、人材育成にも貢献します。





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