サステナビリティ

環境を守る 未来に繋がるものづくり

「未来につながるものづくり」は、私たちが商品をつくりだす時になくてはならないコンセプトの一つです。商品の素材や加工方法などにこだわり、ものづくりにサステナブルを追求していくことに努力を惜しみません。私たちのグループ調達方針およびガイドラインでは「環境負荷の低減および汚染の防止」を明記しており、サプライチェーン全体を俯瞰し、中長期的に持続可能なビジネスの成長と環境負荷低減との両立を進めていきます。

環境負荷が少ない素材の導入

私たちが扱う主要素材を対象に、独自のサステナビリティ定義と基準を定めています。使用頻度の高い素材に対し、当社サステナビリティ基準を満たす商品の下げ札にオリジナルのマークを付与しています。2022年度、当マークが付与された商品は全体の15.1%に達しました。私たちは2030年までに全商品のうち半分以上の商品で環境・社会に配慮した原料・加工に切り替えることを目指しており、今後も積極的に環境負荷の少ない素材や加工を導入していきます。

素材別サステナブルマーク



サステナブルマーク付与枚数





独自のサステナブル素材の開発


環境に配慮したオリジナルの素材開発も行っています。
糸を作る工程で、綿を梳く際に落ちてしまう短い繊維を再利用した「Refallco(リファルコ)」は表情豊かでナチュラルな印象が特徴です。また倉敷紡績株式会社が有する抗菌・抗ウィルス機能繊維加工技術❝クレンゼ❞を用いた共同開発素材「UDR(z)」にオーガニックコットンやリサイクルポリエステルなどのサステナブルな原料を用いるほか、メーカーと共同開発し保湿性・軽量・嵩高性を兼ね備えた中綿「AIRTHERMAL(エアサーマル)」にリサイクルポリエステルを使用するなど、機能性とサステナビリティを両立させています。



その他の自社開発素材はこちらからご覧ください。


製品ごとの環境負荷値の可視化


当社グループの「ADOORLINK」が展開する「O0u(オー・ゼロ・ユー)」はすべての商品にサステナブルな素材や加工方法を取り入れたライフスタイルブランドです。デザインやパターンに3DCG技術を活用することで、制作過程で発生するサンプルの量を抑えるほか、AIによる精度の高い需要予測を活用して適量生産にも努めています。また、Higg IndexのMSIを活用し素材情報をもとに商品ごとのCO₂排出量と水使用量を開示することで透明性を高めています。






当社グループの株式会社ADOORLINK(アドアーリンク)は、サステナブルな社会とファッション業界におけるサーキュラーエコノミーの実現を目指してビジネスを推進しており、「O0u」を展開しています。この度、ADOORLINKは社会・環境に配慮した公益性の高い企業に対するグローバル認証「B Corp(ビーコープ)※」を取得しました。



※B Corp(B Corporation)とは、米国の非営利団体B Lab(ビーラボ)による国際認証制度です。ガバナンス・従業員・コミュニティ・環境・顧客の5つのカテゴリーにおいて、透明性や説明責任などの企業パフォーマンスを評価し、B Labが定める高い基準を満たす企業に対して付与されます。



従業員への研修の実施

従業員を対象に、毎年NPO法人 渡良瀬エコビレッジにて和綿の有機栽培体験の機会を2012年から設けています。畑のお世話を通じて、環境にやさしいものづくりの大切さや過程を学んでいます。






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